ドローンは、詐欺師を探すために保険金請求をチェックしています
米国全土で、災害が発生した後、何百人ものドローンパイロットが空中から損傷した資産をチェックしています。
海外の事例でこのような記事が掲載されていましたので深堀し、日本のビジネスシーンでどう活用していけばいいのかを推察していきたいと思います。
結論:保険金請求の正当性を確認するためです。
ハリケーン、山火事、または激しい雹の嵐の後、保険会社は、修理を実行できるように、住宅所有者からの請求に必死になっていることに気づきます。プロセスをスピードアップするために、米国を拠点とするトラベラーズは、人間に潜在的に危険な仕事をさせるのではなく、ドローンを操縦してそのような主張を検証するようにスタッフの550人のメンバーを訓練しました…
保険会社にとっての有用性
近年、保険会社にとって頭を悩ませている事業があるのをご存じでしょうか?
保険で住宅の欠陥箇所を修理することができるという言葉に乗せられて
台風、暴風、ひょう、地震などによるお住まいへの被害はないでしょうか。
自然災害による住宅の損害については、多くの場合、加入しているすまいの保険(火災保険、地震保険等)で補償されます。しかしながら、自然の消耗もしくは劣化または性質によるさびなどによって生じた損害はお支払いの対象とはなりません。
損害保険会社や代理店へ連絡する前に、問題のある住宅修理業者や保険金請求代行業者(報酬金は支払われた保険金で対応できると勧誘をしてくる業者)と契約してしまうと、保険金が支払われずに修理代金を自己負担することになったり、解約しようとすると高額な解約手数料を要求されるなどのトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。
トラブルの特徴や、具体的なトラブル事例は次のとおりです。なお、全国の消費生活センターなどでも、相談を受け付けています。
https://www.sonpo.or.jp/news/caution/syuri.html
災害を調査する事業者と言って、本来使用できない火災保険を災害と結び付けてリフォームし、後に保険会社から保険でリフォーム料金を賄うというやり方です。
逆に保険会社がドローンを活用したらどうでしょうか?
上記の事案はごく一部。氷山の一角であり、社会問題に発展しつつあります。
しかし、逆を考えれば保険会社がその本来の真っ当な条件において保険金をすぐに届けるという役割をしっかりと担っていないのではないでしょうか?
保険を毎月支払っているお客様が主張しない限り、保険会社から動くことができれば信頼と保険加入における有用性を知らしめることができ、契約者も増加するのではないでしょうか?
住宅が欠陥してしまうような災害が起きた際には、保険会社がスムーズに住宅の診断をおこない、すぐにリフォームできる環境を整えてあげる事ができるのではないでしょうか。
そう、ドローンなら。
今後は住宅用のドローン開発も進み、ドローンでしかできない住宅インスペクションが発展し、保険会社が積極的にドローンを飛ばす未来が来ているのかもしれません。